第33話
「なっ、なんで!?誰ともつるむ気はないって言ったの華でしょー!?」
「それとこれとは違うんだよ馬鹿ぁ!!」
確かに言ったよ。誰ともつるむ気は更々ないって思ってるよ。けどね、女の子の会話とかどんななのか気になってたんだよ!
今までの人生野郎ばっかだったから普通の女の子がどんななのか気になってたんだよ!
なのにいざ来てみれば元男子校でしたてへぺろ☆とかまじでふざけんなコラ!!しかも女が私だけとか今までとそう大差ないじゃねーか!しかもカラフルな頭の野郎が多いってことは不良校じゃん!
「普通の女の子に憧れてたんだよ!普通が良いんだよ!また野郎に囲まれて生活すんのかよぉ!!」
若干涙目で机を叩きながら訴えれば、可哀想なものを見る目になった。
「いや、そりゃ無理でしょ……」
「だろうな!不良ばっかだもんな!」
「それだけじゃないよ。ここらじゃ有名な暴走族の幹部が在籍してるから」
………あ?今暴走族っつった?
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