第37話
「で、塚原さんは今は千秋朔の事をどう思ってるんですか?好きじゃない、って返事は受け付けませんよ。」
「槇村君……、」
「だってそうでしょう?何とも思ってなかったら俺をニセ彼氏に仕立てたりしませんよね?」
槇村君は意地悪そうに笑った。
涼子はその言葉にため息をつく。
「好き、だと思う。でも私は一度振られているし千秋君とどうこうなりたいとかは望んでないもの。」
「まぁそう思ってた方が良いかもね。前も言ったけど千秋朔とどうかなったら、ねなだけが被害被るだけよ。」
「うん……、分かってる。」
「どうこうなるんじゃないですか?」
しれっと槇村君は爆弾的な発言をした。
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