第33話
しくっしくっ。
「どうしたの?」
「母上様が地球に行っちゃった。」
「しゃーない。俺が友達になってあげよう。」
「本当?名前は何て言うの?」
「島津歳久だ。君は?」
「卑弥呼。」
「聞いたことあるなぁ。」
「気のせいよ。」
「そうかぁ。まあいいや。近くで祭りやってるよ。行こ!」
「うん。」
歳久達は.祭りを見物しに行った。祭り会場では.たくさんの出店やきれいな提灯などが飾られてた。
「わぁ。きれい!」
「なんか.食うか?」
「私.お金もってない。」
「そんなもん.おごってやるよ!かき氷でも食うか?」
「うん!」
「よし!まってろ!今.買ってくる。」
卑弥呼は歳久を待つ。その間.3人の女子が卑弥呼に聞こえように言った。
「なあに!あの格好!まるで天照大御神様気分ね!何様のつもりーっ!」
確かに卑弥呼は.天照大御神のような格好をしている。
「黙れ!このメスブタが!卑弥呼.行くぞ!」
「まっ!なんですって!」
歳久達はその場を立ち去った。
ドキンッ。卑弥呼は嫌みを言われたのにときめいている。
卑弥呼は.歳久に見とれていた…。
「なあに?」
「なっなんでもない。」
「はい。かき氷。イチゴ味だよ。好きそうだったから。」
「うん!好き!ありがとう。」
「美味しい?」
「うん!」
「良かった。その格好.似合ってるよ。かわいい。」
ドキンッ。
「好き!」
「えっ!?何が?あっかき氷か。」
「ううんっ。あなたが!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます