第32話

ー祈りー

鳥籠のように

自由に羽ばたけなかったね

閉じ込められては

祈る

ただそんな毎日

君の孤独を知り

僕は泣いてしまったんだ

君の力になれるなら

僕はいつも君のそばにいるよ

孤独から開放してあげる

君のおかげで

僕は強くなれる

誰かを守ることが

こんなにも愛おしいなんて

僕は知らなかった

君のおかげだよ

ただ

ありがとうって言う

さあ

ともに生きよう

孤独にさようなら

僕が君を守るから

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