第31話

「ねぇ。歳久。ちょっと疑問があるんだけど。」

「なあに?母上。」

「歳久の歳って.私の名前の歳と一緒じゃない。これって.ただの偶然?」

「このあと.月に行ったら.説明するよ。」

「うっうん。わかった。」

「さあ.皆.信玄に報告しにいくぞ!」

「おうっ。信長。」

義弘達は返事をした。

「パパ.ゴリヨもー!」

「わかった!わかった!」

皆.いっせいに月へとテレポートした。

「信玄ーーーッ!」

「おう。ゴリヨか。よく来たの。」

「うん。」

「ゴリヨ.キャンディだ。」

「わぁ!やったー!」

「もう.信玄ったら.ゴリヨにあまいんだから。」

「まあ。そう言うな。歳子殿。さて.どうじゃった?」

「確実にバーンは.力をつけている。」

「そうか…。信長。これからも頼むぞ。」

「承知。」

「歳久.月に行ったら.説明するって。」

「そう思ってな。邪馬台国の女王だった卑弥呼を呼んでおいた。」

「信玄。」

歳久は.なんだか照れくさそうに言った。

卑弥呼…。確か.昔.祈りを聞いたような気がする…。

「母上様!」

「あなたは…。私のかわいい一人娘!」

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