第42話

Bar Sky。

ここは、南西病院の看護師達がよく行くバー。


「急性期病棟はね、、、。」

「そうなんだ。」

「仲居さん、どう?移動して。」

「キャリアアップって感じがして良かったかな。」

「頑張ってね。」

「ありがとう。ところで、平井さん私のタイプ。」

「ありがとう。」


平井秀知は、斉藤梨花の後悔の念か、あまり冷たくしない。


「私、眠くなってきたわ、、、。」

「お酒、弱いのに、飲みに行こうなんて言っちゃダメですよ。」


すー、、、。


「とっ。寝てる。」

咲以外、俺ん家連れて行きたくねぇーしなあ。そうだ。ビジネスホテルに泊まらして上げよう。


平井秀知は、仲居ゆかりを抱き上げ、近くのビジネスホテルへ連れて行った。


「この人、泊まらせて上げて下さい。俺のカードで。」

「かしこまりました。」


ホテルマンは手続きを行っている。その間、平井秀知は、仲居ゆかりを抱き上げている。


「平井君。」

「咲!どうして。」

「ここのホテル、お兄ちゃんが支配人なの。その人、、、。私、お兄ちゃんのところに帰るっ。」

「待って!咲!」

しまった、、、。


「手続き、終わりましたか?この人、部屋に連れてって上げて下さい。」

「かしこまりました。」


平井秀知は、直ぐに咲に電話する。咲は、出ない。何度かけても。


ちくしょー、、、。


「咲。携帯鳴ってるよ。」

「いいの!お兄ちゃん!」

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俺の秘密 彩広 夕 @takeyu

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