第16話
「おはよースッ!平井さん。」
「倉藤さん、おはよ。」
「ところで、平井さん、斉藤さん双極性障害になってしまって、北原精神科病院に入院してるらしい、、、。」
「まじで?」
「うん。」
「、、、。」
平井秀知は仕事帰りに、斉藤さんを見舞うことにした。
北原精神科病院。
「斉藤さん、面会ですよ。」
面会室。
斉藤梨花は、立ち止まった。
「何しにきたの?笑いにきたの!」
「大丈夫?」
「優しくしないでよ!私、こういうの大っ嫌い!」
「斉藤さんが、見回ってても、亡くなってたかもしれないよ。あまり自分を責めないで。ケーキ買って来た。良かったら食べて。じゃ。」
「うっ。ひっく。」
斉藤梨花は泣いた。
翌日。
「くれーな。平井さん。」
「別に。倉藤さん。」
斉藤さん、、、ごめん、、、。
「そろそろ、来るんじゃねーか。石田さん。」
「ああ。」
こんな時は、石田さんに会いたい。
それから、1週間後。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます