第2章

第17話

プロローグ


変な所に来てしまった。

此処は何処だろう?

何で此処に来てしまったのだろう?

そもそも身体がフワフワして落ち着かない。

……でも此処が”彼処”なら本望だ。

だって…此処に来ることが目的だったのだから。

一筋の光が零れる。

(あぁ!彼処だ、目指していた場所)

僕は笑った。多分。

自分がどんな顔をしているのか、知らないから

彼処に行けるなら、どんな所でも行ってみせる。

ーー地獄でも。

僕は光を目指して進んで行った。

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