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ダメかも…しれない…


「大丈夫!…」自分に言い聞かせるように、


そう言って…空翔を話して、


「お姉ちゃんも踊ろ!」って可愛い笑顔で言ってくるから、また愛おしくなる!


あたしは立ち上がって踊り出す、



「ただいま、」ってママの声が微かにする、


歌ってる音も消えていて…目を開けると、


目に映ったのは小さいあたしの天使だった


「空翔、」つぶやく…目を擦り近くに置いてあった、ひざ掛けを後にかける、


何時間寝てたのか?…時間確認してなかったから、分からないけど、


下に降りていく、


"わんわん"って声が聞こえてくる、


「何?…」目の前に現れた子犬をみて


涙が…流れてきた「この…子は?」


ママに聞くと…「どうしたの?」


わんちゃんがあたしのところに、

飛びついてきて…抱っこすると


しっぽフリフリしてぺろぺろしてくる、


フラッシュバックした…頭がチクッとする


「思い出した?」


って声がする…「思い出したって…


「まだか、」ため息混じりに…空桜くんは

言った、


「わん、」って言うとぺろぺろを一瞬止まって


また舐め始めた、


「その子プレゼントだって」


「プレゼント?」


「そうだ、俺が小さい頃約束したんだ!」


やく…そく?何…


「俺の愛犬、チェリスみたいな奴プレゼントするって」

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