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しゃぁない…出るしかないか!


「もしもし鬼電辞めてください!」


「だって…ブロックするから…」


弱々しい声が聞こえてきた、


「だから…ファンには!…」


ってデカイ声を出すと、空翔がビックてかる


「俺の事…思い出して欲しい!」


って小さい声で言った


あたし…ほんとに…忘れてるんだ…


空桜くんも元子役だから、


でも…なんであんな…知りたい…知りたいけど、


思い出して…大切なことなら…このまま…


「なぁ…」って消え入りそうな声が電話かの向こうから聞こえてきた、


「なっ…なんですか?」


「俺…」って気になるのに切った


なんなんだろ?…あたし…あたしが、


「何?…なんで?…気になる!」


気になるけど…推しは神と一緒だから、こっちからは、


連絡を取らないそれが、ファンの鉄則だから!


「どうしたの?…」ってあとがハテナを頭に浮かべてる表情で、あたしに聞いてくるから!


立って踊ってる、空翔を抱気あげてあたしの膝に座らせて、


そして強く抱きしめる、


「んーーー!」


「お姉ちゃん!、大丈夫?!」

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