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「えっ…お兄ちゃん…って空桜くんと…友達?」


「はぁ?お前に教えるわけねぇだろ!」


そうそうでか!…そうですよね?…


すると…《コンコン》ってドアを叩く音がするそして…


「ちょっと出てきて2人とも」


そうママの声がする「ちょっと待って」急いで…

髪の毛を抑えて…


ドアをもう1度あげる


「ママ…」って言うとママはドアを全開にする


すると隣には…最推しがいる


「ねぇ…あんた…覚えてない?」


って突然ママに言われる…「えっ?誰を?」


「俺だよ…空桜…」いやいやいや存じていますともテレビで拝見していますし、


ライブだってイベントだって行くし


CDだってDVDだってポスターだって………


ぽっ…ポスター?!


「きゃーーー見ないで!、オタクの部屋!みたいで!」


本人に…見られている現実が耐えられない


「俺のファン…なのは知ってる握手会も来てくれるし」


って言う…「本当に覚えてないんだ」って悲しい顔をする…


何?…「あのっ!」あたしが言うと


「だったらもういい…」って言って…


「えっ?…何?…なんで?」言いかけて辞められたみたいなのが気持ち悪くて


「なんでもないから、」って言った…


「えっ!…教えてくっ…」


言いかけると被さるように大声で、

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