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「始まるよ」そういうと、紙コップを置いて、


立ち上がり、空翔は踊り出した、あたしが叩き込んだから、


ライブだって行くし…その時が1番幸せ、


「ちょっと〜空翔、華美」って


お母さんの大きな声が聞こえてくる、


停止を押して、ドアの鍵を開けてドアノブに手をかけて、廊下側に押すと、


「てっ!」て声が聞こえてくる、


見るとお兄ちゃんだった…


「邪魔っ!」てお兄ちゃんを睨みつけた


お兄ちゃんには言えるパパには言えないけど、


「はぁ?」


「どうしたのママ?」って言うとお兄ちゃんが


"チェッ"て舌打ちしてくる、


「オニちゃん?、そうだ小学2年生いじめて楽しんでる、オニちゃん、キモすぎ!」


腕組みをして話すあたし


「はぁ?…ふざけんなよ!」って言ってあたしの

首元をつかもうとするから、突き飛ばして、


「汚い手で触んないで!」って叫んだ、


「どうしたの?」ってママの声が聞こえてくる


「お兄ちゃんが、空翔をいじめるから、言ってるだけ!」


「パパもお兄ちゃんも頭おかしいよ!」


パパはもう出てる時間だから大きい声を出す!


「精々パパを味方につけとけばいいじゃない!」


すると…階段を上がって来る音がする…


「どうしたの?」


えっ…テレビの中から聞こえてくると思う聞き覚えのある声


あたしは…自分の目を疑ったんだ!

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