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「あなたが…多月くんを?」


「そうですよ…その方が聞くと思って」


喜春がそう言う…喜春の方へ逃げるあたし


「あたしは…恋愛は芸能人も自由だと思うし、恋愛禁止じゃない限り、福崎先輩は一般人だし、恋愛くらい自由でしょ!」


ってあたしは、喜春の腕を掴みながら言う


「なんか気持ち悪い…」


喜春がそう吐き出すと


「気持ち悪い?」ってあたし達を睨みつける


頷く喜春「だってよってたかって、仲川先輩の言われたことして…宗教団体みたい、」


「はぁ?仲川先輩を侮辱する気?…そんな平凡な女に、福崎先輩は似合わないって伝えたかったのよ」


「マジでキモイ!」


本当に…喜春の言った通り宗教だと思う、


「キモイって…」


「えっ!キモイのにキモイって言って何が悪い?」


「とにかく、華美ちゃんは返してもらうから」


って言って3人で空き教室を後にする、


「あぁ〜こわかった〜」って言うと、


「ごめんなっ、」


なんで…福崎先輩が謝ってるのか不思議で、


「福崎先輩は何も悪くありませんから、」

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