第8話
ギター担当の歩実は鈴音の高校の時の同級生で元々軽音楽部だった。鈴音は蕗江に誘われてから必死でドラムを勉強を始めたので、歩実はギターの練習をしながら鈴音に教えた。鈴音は音楽教室に通いながらも歩実の教えも吸収した。
歩実は五人の中で最も技術を評価され、容姿も誉められている。美人でスタイルも良い。化粧や服も上品だ。腰までの長い髪は手入れされていて艶があり、長いスカートは似合っている。
歩実は女性だけではなく男性のファンが多くいた。
彼女のラブソングはファンから見事に共感を得ている。彼女自身の経験に裏打ちされた歌と曲は評価されている。
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