詩集

ぐーすかうなぎ

悲しい夜に

 悲しい夜がきた


 生きてきたけど

 まったく綺麗なもんじゃなくて

 あれから

 たくさん痛めつけた思い出を

 しまっては開ける日々


 息をとめた

 もうそこに愛なんてなくて


 あの頃は怖かった

 誰かがいるだけで

 怖くて

 きっとあなたのせい

 あなたのせいだと思って気づいたの

 あなたを信じようとした

 私のせいって


 信じるなんてできないと

 怯えてたのは

 何だったのだろう


 悲しい夜には いつもあなたが胸にいる

 季節の移ろいの中で見つけては


 思い出ごと

 消えたくなって

 届きようもない「ごめんね」を

 くり返すばかり


 ……

 詩を書いてみました!

 働いてたとき、病気発症きっかけ頃を振り返っての詩です。

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