第8話

Make Luv.~二人で堕ちる沼





私は、まるで若い子のように情事に溺れている。






今が本来の私?

だとしたら、私は深澤くんの前では少なくとも理性ある女などではない。


いつも、乱れているただの熟女、だ(笑)




そこそこ男性との経験もお付き合いもあるが、

全員、愛し合っても先に昇天してしまうので、私だけほぼ途中で置いてけぼり(笑)。




諦めていたが深澤くんのお陰で絶頂を知った。





・・・・・




隣りで、息を整えながら飲み物を飲んでいる深澤くん




下に目をやると、ソレは真っすぐ上に伸びたままだ。





思わず、触った。




「......。」


「え゛っ、蓮伽さん何!!」




腕を掴まれた。





「何しているのよ!!」


「見たまま。あんまり、上にそそり勃っているから凄いなと思って(笑)だってこんなに自立する?」




裸のまま、大爆笑した。




「自分でもビックリ。激しいのしたのに、しっかり自立してるって凄いよね♡」


「さすが、龍神様の血統(笑)」



「欲しいならどうぞ?(笑)」


「あ、大丈夫です(笑)」




深澤くんの指が蜜の香り立つ部分に滑り込んできた。




「嘘、ヌルっとしてるじゃんかニヤニヤ」


「ああっ.....ッ、休ませて....、」




正確な蕾の位置を触れる指先の滑らかさに声が漏れた。

説得力のない私の花。



「きゅ、休憩.....っ!シャワー浴...びた....」


「そんなこと言って.......、ずっと溢れてるよ.....、」


「もうっ!ほっといてよぉ...」






―————―あぁ....可愛い...好きすぎて壊したい衝動が抑えられない。僕のこの気持ち、どこかおかしいのだろうか?

龍神様の”血”は絶大すぎる。全く衰えないなんて。

しっかりと絶頂を迎えているのに、すぐ欲しい。




蓮伽さんは罪だ。





あんなに痙攣するくらいの絶頂を迎えても、渇くことなく蜜が溢れてて憂いをおびたあんなで僕を包む。

ずっと味わいたい....蓮伽さんの花.....






さっきよりも露骨に開いた花と蕾は瑞々しく光を帯びていた。




あぁ.....さそわれている。

何度も昇天した花は可憐ではなくて、果実の様に淫靡だ。




「ほっといてよ!」って言いながらニヤニヤ

一緒に過ごしている時はずっと果実のように熟れていて、瑞々しい。




それは僕の自信にもなる。




「蓮伽さん.....、大好きです、」




キスを不意にすると、一瞬だけ少女の様にはにかんだ。





そうやって僕を沼に堕としていく.....もう、ダメだ。





舌で果実に触れると、ピクンと反応し歓喜の声を上げた。




「あぁ.....、もう...ダメ....ッ.....、」




啼くように喘ぐ声に加速する律動。





彼女の絶頂を舌先で感じ、僕はまた奥へと入る。




何度も何度も律動を重ねなくても、少し動くだけで僕のソレはあっという間に満たされてしまう.....





蓮伽さんの花に包まれたまま、僕は幸せな大波の中で果てた。

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