第21話

「ありがとうございました~!」

よし!最後の、お客さんを見送った。



レジを締めて販売管理表を書いて…


終わった〜♪

サッと帰ろう、お腹も空いたし

青輝に、ごちそうになるからワクワクだわ♡


【仕事終わったよ~!(๑•̀ㅂ•́)و✧】

メッセージを送ると、


【おつかれ〜(⁠ ̄⁠︶⁠ ̄⁠)朝と同じ所で待ってる!】


【はーい(^^)/♪】



車を、見付けて駆け寄る。


…ガチャ!

「お待たせ!」


「おぉ、お疲れー!」


なんか…嬉しいなぁ~

仕事終わって、"お疲れ"って言ってくれる人が居る♪


「んじゃ、帰ろうぜ!」


…「えっ!?…

どこかに食事しに行くんじゃないの?」


「行かないよ~、面倒くさいじゃん!」


…面倒くさい……?


「家に、なんか材料はあるでしょ?

俺が作って、ごちそうするからさ〜!」


「あ…、う、うん…。」

なんだ、そう言う意味の…"ごちそうする"かぁ…。。


楽しみにしてたケド…仕方ない…。



でも…。

なんだろう、「面倒くさい」って…ひどくない?


結構、ショック…だな。

私は…フラレたような……嫌な気持ちになった…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る