THE WAY I FEEL ABOUT YOU 3
第8話
アタシはSEの水沢君に連絡を取る
すると彼は快く話を聞いてくれた
「ごめんね、わざわざ来てもらって、」
「観光ついでだからいいよ、」
水沢君は休みにアタシ達のマンションに来てくれた
「まあ電子化は今は当たり前だからね、ただ半端なく金額はかかるし、個人といっても総合病院だからさ後のケアする人間がいるよね、」
水沢君は資料をアタシに見せる
それには電子カルテ・オーダリングなどの聞き慣れない言葉が書かれていた
「病院のことはよく分からないけど、電子化したら、」
「医師もコメディカルも仕事のスピードは格段に上がるし、院内での共有ができるからね。あの大学で働いていた滝川先生なら電子化したいのは当然だと思うよ?ただねえ、これは一人では決められない。そこのところを詰めてるのかな?」
「う...ん、どうなんだろ。律は今日は早めに帰るって言ってたからもう少し待って?」
アタシがそう言うと水沢君は頷いた
「んじゃそれまで俺はまやと観光でもしてるわ。」
...なんだ彼女も連れてきてたのか
相変わらず彼女にベタ惚れなんだから
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