Lovesick 3

第7話

同居生活を始めても毎日浦崎君と一緒に過ごす訳ではない。

当直、緊急手術のために2日くらい帰宅できない事もある。

そんな時は2LDKに1人は広すぎて寂しい気持ちになったりする。


彼がいたら·····私より少し体温の低いあの手に触れられたら安心するのに。


こんなに私はワガママな人間だった?


浦崎君を求めたいのに諦めそうになってる自分がいたり。


1人だと余計なことばかり考えてしまう。


幸せなはずなのに不安·····。


「自分がめんどくさいな·····。」



そう思いながらベッドに入った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る