Lovesick 3

第7話

でもほとんど記憶のない一夜の過ち?は続いていた。


「浦崎先生、珍しいですねカンファレンスギリギリに来るなんて。」


隣に座る先輩医師にそう言われ頷く。


「ちょっと……寝坊です。」


「最近緊急オペ多いですからね、身体壊さないようにしっかり眠ってくださいね。」



「……ありがとうございます。」



俺はさっき自販機で買ったペットボトルの蓋を捻る。

起きてからまともに水分を摂っていなかったから流し込んだ水は身体に沁みた。

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