第24話
次の日から、冬弥の毎日来ていた連絡が途絶えた
「友梨、ランチどうする?」
『…』
「友梨?おーい。友梨!」
『え?あー…ごめん、何?』
「もうランチだよ?どうしたの?」
『え、もう?あ、じゃあいつものとこ行こうか』
正直、冬弥からの連絡が来なくなった私はおかしかった
仕事も思うように進まなくて、何をしててもボーッとしてしまう
これって…
「恋煩い?」
『え?』
真希の一言に胸が痛くなる
いつものお気に入りのカフェのコーヒーを飲みながら、真希は真剣な顔をした
「最近おかしいよ?心ここにあらずってかんじ」
『ちょっと疲れてるのかな』
「いや違うね。何かスマホ気にすることも多くなったし、スマホ見ては溜め息ついてるし。正直に話せ。親友でしょ?」
『…真希。誰にも言わない?笑わない?』
「笑わないし言わない」
私は思い切って真希に話した
冬弥のことを
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