「めが…いや、亜優ちゃん？」

「………」

「あの？？」

「…はい」

「引いた？俺の事」

「…いえ、びっくりしすぎて状況把握に時間がかかってしまいました。」

「引いてないの？」

「はい。」

「…何で？自分で言うけど、俺きもくない？」

「何故ですか？気持ちの表現の仕方は人それぞれです。誰が、何が正解とかありませんよ。人に迷惑をかけるような事以外は。」

「亜優ちゃんは俺の事、迷惑…？」

「いいえ。全く」

「…！！！」

女神、いや亜優ちゃんはやっばり俺の理想の女神だっ！！！

俺はこの子と出逢う為に生まれてきたんだ！

だってこんな俺の事、何の抵抗も無く受け入れて

くれるんだから！

亜優ちゃんが欲しい！！彼女を逃がしたら俺に

残されるのは破滅のみだ。

俺は、真剣な表情をして、女神に向き合う。

「亜優ちゃん、やっぱり俺と結婚しよう。」

今日二度目のプロポーズを女神に申し込んだ。

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