もう一度、今度は、静かに深呼吸をしてーーー、

「…亜優ちゃんっ！どうしてそんなに可愛くて控えめで優しくて小さくていい匂いで女神なの？！俺の理性を試してるの？それともそういうプレイが好きなの？実はMに見せてのSなの？俺基本Sなんだけど頑張って合わせるよ！！あ～亜優ちゃんはなぜそんなに俺を魅了するの？俺、もう無理だよ、我慢出来ない。女神の亜優ちゃん、俺と付き合おう？ってか、もう結婚しよう！先に入籍だけ済ませて、式はゆっくり決めよう！そうとなれば、指輪を買いに行かないと！よしっ、行こう！」

俺は一息に吐き出した。

何故だか、凄く感情が高まり興奮し、俺の下半身にある息子が反応しそうになっていた。

(だめだ、だめだっ！精神統一！)

そして、黙ったままの亜優ちゃんに視線を向ける。

目の前の女神、亜優ちゃんは大きな瞳を見開き、固まってしまっていた。