第13話

「女神、今女神の目の前にいる俺は本来の俺ではない。」


「?はい、?」


「偽るのを辞めて、本当の俺を出してもいいか?」


「えっと、はい?よくわかりませんが、南さんのやりたいようにして下さい」


「…!!そうか。やはり女神は優しくて慈悲深い。」

「ありがとう。」


「…??はい」


俺は一旦、瞳を閉じて深く深呼吸をし、

ゆっくりと瞼を開けたーーー。


そして、女神と向き合った。

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