花園の昏がりにてへの応援コメント
旅立つ前のイリリカの話でしょうか。「うひょうっ!?」とか「ぴい!?」も含めて、デュライスには知られたくないことが色々ありそうですね……。
しかしこうして「作り話」が語られればこの世界では、真智界における英雄像にも、僅かにでも影響したりするのでしょうか……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。イリリカを天使みたいな(人間味がない)ヒロインにはしたくなかったので、こんな過去を設定してみました。
>真智界における英雄像にも、僅かにでも影響したりするのでしょうか……。
大いにありえますね。きっと聖都ではアヴァロク×ジャンピーノのBL本を地下出版する腐女子たち(頭目はあの人)と、建国王のイメージを守ろうとする騎士団が暗闘を繰り広げているに違いありません。
偽りの騎士ド=ルホーテ(後編)への応援コメント
半ば予想していましたが、やはりこの世界では、ジョエフ老人もといジョエフリン卿は、風車に突撃して跳ね飛ばされることも、木馬にのって貴族たちの笑いものにされることもなく、本物の騎士となって冒険へと旅立ってしまったのですね。
良し悪しは知らず「なり切ってしまった」存在を目の当たりにして、デュライスの胸中は複雑だろうな……と思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。はい、作り話が作り話で終わらないのが、セリヴェルドの恐ろ…素晴らしいところです。デュライスの「騎士としての葛藤」も描けているようで安心しました。セリヴェルドにおけるクラスは「スキルの集まり」ではなく、「生き様」です。
編集済
偽りの騎士ド=ルホーテ(前編)への応援コメント
ドン=キホーテがモチーフとは、この世界の物語としてはいかにも相応しいような、むしろ意外なようなテーマですね。
どのような結末となるのか、楽しみです。
久しぶりにデュライス&イリリカが登場したのも良かったですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。延々とアヴァロクごっこを続けるという点において、セリヴェルドの騎士たちとドン・キホーテは似ているかもしれませんね。それを恥ずかしいと感じるデュライスは、やはり父親よりは「今時の若者」らしい感覚の持ち主なのでしょう。
血が流れぬ島(後編)への応援コメント
ああ……やはり、この島もまた幻想だったのですね……。
悲劇が幻だったことは悪いことではなかったのか、幻が悲劇のまま消えてしまったのは悲惨なことだったのか……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。セリヴェルドは「無理に結論を出さなくてもいいんだよ」となぐさめてくれる優しい世界であると同時に、「簡単に結論なんぞ出させるか、もっと苦しめ」と責め立てるドSな世界でもあります。
血が流れぬ島(前編)への応援コメント
これまでにない凄惨な話ですが「血が流れぬ島」とはどういう意味なのでしょうか……後編を楽しみに待ちたいと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。グロい内容で申し訳ありませんが、グロくした理由はあるつもりです。タイトルには毎回悩みますね~。悩みすぎて本編が進まないぐらいです。
マリュグエール先生の呪詛術入門への応援コメント
マリュグエール先生の語り口がメリハリ良く、大変わかりやすい講義でした。
呪詛術あるいは原呪術はシンプルな類感呪術・接触呪術だったのですね。それが「悪魔」というものを必要とした社会によって、本当に悪魔とかかわる術となってしまったのが、人の業と言うべきでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。まさしく、パクリ…もとい、元ネタはフレイザーの『金枝篇』です。呪術の概念と歴史をファンタジー的に解釈、および現実化したらどうなるかというコンセプトですね。だからこそ、悪魔の存在はスルー出来ない訳で……。
試練の迷宮、あるいは女神の遊戯場への応援コメント
このゲームのような冗談のような、実在する一幕……これもセリヴェルドの物語として生み出された一面で、これから新たな物語として語り伝えられてゆくのでしょうか。
作者からの返信
はい、かつてはセリヴェルド自体が巨大な「舞台装置」であり、試練の迷宮もその一部だったと言えます。そして、その機能は現在も完全には停止していません……まあ、ぶっちゃけると、RPGのダンジョンにありがちな「この仕掛け、何の為にあるんだよ!?」という疑問に対するこじつけなんですけどね~。
湖の勇者と業火の魔王(後編)への応援コメント
どのエピソードもさすがに素晴らしく、本当にひとつの世界の中に入りこんでしまったように感じました。
「美女と魔獣」「オアシスの貝珠」「祈りの行方」「ポーションにご用心!」がとくに好きですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。セリヴェルドを外側から眺めるのではなく、内側から体験して頂くこと──私が目指しているのは、まさにそれです。11月ぐらいまではこの投稿ペースで続けますので、よろしければお付き合い下さい。
混迷、そして黎明(前編)への応援コメント
神に従うものと、神に従わないもの。神々の戯れに生み出された世界においてはかなりヒリつく話のような。
地球のローマのインペラトルの称号は「狂信的な共和主義国家ローマで“王”なんて名乗ったら殺されるから『インペラトル』って誤魔化しときますね」というのが国家指導者としての始まりかと思いますが、ケイゼリオス40世は秦始皇帝よりやばそうな気がします。地上で皇帝と離反して教王領を構えられるほどの神権との争いの行方はどうなるのか……。