第十七章🏃青春🏃

第26話

大学生になってから二ヶ月が経った。



そろそろ通帳の残高が危うい…。



本当は三ヶ月くらいは生活できる予定だったが、入学当時はサークルの新観コンパなどが毎日のようにあり、

思ったより支出が多かったのだ。



バイトをしようとアルバイト情報誌を買ったりもしたが、

結局読むだけで決めることができずにいた。



でもさすがにやばい…。


バイト探さなきゃ!!



せっぱつまった状況でコンビニにアルバイト情報誌を買いに行く。



今日は授業があるけど、今はそれどころじゃないからサボろ~っと。




実は理由をつけながら授業をサボれるのが、

ちょっと嬉しかったりもする。


…まぁそんなこと今はどうでもいいけど。




引越しから二ヶ月が経ち


もう部屋の片付けは完璧に終わった。




ふわふわの白いソファーに横になりテーブルにあったポッキーを口にくわえながらアルバイト情報誌を読む。




「やっぱ時給高いとこがいいよね~♪それに~あまり大変なのは嫌だな…って贅沢言ってる場合じゃないし!!」



一人で突っ込みを入れながらも、

真面目に探していた。

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