第7話

ウタと連絡先を交換し、

式は始まる。




学長の話、

校歌などつまらない式…


一時間くらいで式は終わり、

式に参加したみんなは一斉に立ち上がった。




「美嘉ぁ~、メールとかするからぁ!!!!!まったねぇ~♪♪♪」


ウタはハスキーな声でそう叫び、

どこかへいなくなってしまった。




美嘉は再びアヤと合流。



「大学の学食食べに行こうよ♪」


アヤの提案で大学へ向かうことにした。



大学に向かう途中、

イズミに電話をかける。

さっき出れなかったから



♪プルルルルル♪



『もしも~し!』


電話を待ってた様子のイズミ。



『もしもし?ごめんね。入学式だったの!!』



『私こそごめん!今から大学まで遊びに行ってもいい!?』



『えっ、いいよいいよ♪今アヤとちょうど大学向かってるとこだし!!』



『良かったぁ~♪じゃあ正門で待ち合わせね!』



そして電話を切り、

美嘉は小走りで走った。



「なんで走るの!?」


驚いて目を見開くアヤ。



「イズミが大学来るって!!正門前で待ち合わせ~♪」



「イズミちゃんに会うの久しぶりだね。あたしも走る~♪」



アヤも続けて小走りした。





正門前にはイズミが立っている。

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