第三章😞傷み😞

第28話

日曜の夕方


これから

ヒロと遊ぶ予定。




用意が早くできたので、ヒロの家に向かうため

予定より一本早いバスに乗った。




案の定バス停に

ヒロの姿はない。




ヒロを驚かせよう…

そう思い歩いてヒロの家へと向かおうと近道を通り、

人通りが少ない薄暗い道を歩いていたその時…



背後にいた車のドアが開き、

誰が走って来る音が聞こえた。





ボコッッ






鈍い音と同時に頭に激痛が走る。


視界が真っ白になった




もうろうとした意識の中無理矢理腕を引っ張られ


スモークがかった白いワゴン車に連れ込まれる。




…頭がくらくらする

…痛い…何コレ?







手足を強い力でおさえ、洋服を乱暴に剥ぎ取る

見覚えのない四人の男。






…レイプ。



これはレイプだ。



恐怖の中…

レイプされているという事実だけは把握出来る。





「…やっ・・・」




自然と出る叫び声。

一人の男に口を塞がれた




「てめー静かにしねぇと生きて帰さねぇぞ」





男は不気味に

微笑んでいる。


…目は笑っていない。


笑みを浮かべながら顔や腹を

ひたすら殴り続ける。



その時




♪プルルルルル

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