第30話

解散し、家に戻ると電気も点けずにリビングで母親がまだ起きていた



『まだ起きてたんだ』


そう言ってリビングに入ると母親が座っている斜め前の椅子に座る成也


「寝れるわけないでしょ…」


なぜが急に老けたような母親


『なんで?』


成也はそんな母親にイライラとする


「あんたはよく遊んでられるわね…そんなんじゃ…」



『そんな事一日中考えてられっかよ!!俺の問題なんだからほっとけよ!!』


母親の言いかけの言葉に怒鳴りつけると成也は外に飛び出した

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