第9話

除々にクラスに集まってきた人達の笑い声でふと我に変えると晴奈は教室を見回した





晴奈の他に2人茶色い髪をした目立つ女の子がいた




一人は少しぽけ~とした優しそうな女の子だった




もう一人は髪が長く机に鏡をセットし化粧をなおしている様だった


とても可愛いらしい顔の女の子だった





これが幸子と由香の出会い




すると担任の先生がきて私達を廊下に“あいうえお順”に並ばせた




体育館に行き入学式が始まり退屈な校長の話…



朝早かった晴奈はその間に寝ようと目をつぶった…




「ねぇっ名前なんていうの?!」


目をつぶっていた晴奈に誰かが話かけてきた


目を開けると横に並んだ列の2つ隣の子が晴奈に話し掛けている



その子はさっきクラスで鏡にむかって化粧を直していた由香だった


『晴奈だよ!そっちは?』


「由香!!さっき教室で仲良くしたいなぁ~って思ってて声かけようとしたんだけど外ずっと見てるから話しかけにくくて…」


『あ~ごめん!何も考えてなかったんだけどさ!』


「そ~なんだぁ~!」






入学式終わり教室に戻ってくる頃には晴奈は由香と仲良くなっていた

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