小5の麻里花(まりか)と転校してきたナーナをめぐる物語です。
終盤にトラブルが起きるのですが、見事にHAPPY ENDにまとめています。
トラブルの当事者達の苦しみや過去が、リアルでもありがちな話で、親視点でも身につまされました。
本作は作者が小6のときに授業の一環で書いた短編小説なのですが、小学生とは思えない描写です。当時のクラスでの反響の様子が下記エッセイで綴られています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093081597807607/episodes/16818093085074825003
そして! この作品の主人公、麻里花が高校生に成長してからの話を、今別作品で書かれているのです! この繋がりには驚きました。小学生の時に考えたキャラを今でも大切に使われているんですね。キャラへの愛情が感じられます。こちらもどうぞ。
『君と一番の恋をする』桜田実里
https://kakuyomu.jp/works/16818093084094522656