第14話 紛らわす気持ち

オーナーとリクは俺にはわからない絆があるのかな・・


ってまぁいいか。


「カイト~♡」


「いらっしゃい。今日は早いね。」


「うん。カイトの顔を見たくって。」


「え~嬉しいな。」


「ねぇ・・」


お店に来たうさぎちゃんがおいでおいでをするので

顔を近づけた途端にキスをしてきた


「こら。お店でそんなことするなよ。」


優しく伝える。


「え~いいじゃん。したい気分だったの。」


「はいはい。」


口についた口紅を拭いながらあしらう。


「今日は、お店終わったら時間ある?」


「ん~。今日?」


さっきのオーナーとリクの姿が浮かんできた。


「今日は、いいよ。」


「ほんと!やった!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

あの時離した手を、もう二度と離さない 綾波絢斗 @ayanamiken

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ