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目次
第１章 捜査報告書１
令和６年５月◯日
埼玉県深山警察署長
司法警察員
警視 山田 山男 殿
埼玉県深山警察署
巡査部長 仁代 星斗
捜査報告書（強盗致傷被疑事件の発生及び認知
について）
令和６年５月◯日、埼玉県深山市元町一丁目２番３
号る そな銀行深山支店において発生した被疑者刈
田清に対する強盗致傷被疑事件につき、発生及び認
知した経緯については下記のとおりであるから報告
する。
記
１ 認知状況
警察官の現認による
２ 発生日時
令和６年５月◯日午前９時１３分頃
３ 発生場所
埼玉県深山市元町埼玉県深山市元町一丁目２番３
号るそな銀行深山支店
４ 被害者
渋澤 光雄（しぶさわ みつお） 55歳
５ 被疑者
住居 不定
職業 不詳
氏名 刈田 清（かりた きよし）
生年月日 昭和55年5月5日生（44歳）
６ 発生及び認知状況
令和６年５月◯日午前９時１３分頃、埼玉県深山
市元町埼玉県深山市元町一丁目２番３号るそな銀行
深山支店先路上において、金融機関警戒を兼ねた交
通取り締まりを実施していた当署司法警察員巡査部
長仁代星斗は
バン
という銃声の様な音を聞き、音の発生方向である上
記るそな銀行深山支店を確認したところ、出入り口
付近に
黒色のキャップ帽
サングラス
白マスク
の男１名（以下「被疑者」という。）が
右手に自動式拳銃様のもの
を構えているのを現認した。
被疑者は同銀行内へ侵入した事から、仁代巡査部
長と共に交通取り締まり中であった当署司法巡査森
岡翔と共に同るそな銀行へ急行したものであるが、
急行中に再度銃声様の音が響き、銀行内から避難し
てきた女性客より
銀行内で男の人が撃たれた
犯人がお金を要求していた
との目撃情報を得たことから拳銃使用の強盗被疑事
件と認め、同目撃者の女性に避難後１１０番通報す
るよう指示すると共に、ただちに通信司令課に速報
し応援を要求した。
応援到着までの間、拳銃を取り出して店舗出入り
口を注視していた所、同出入り口より
上下黒色スーツ
年齢５０歳位
の男１名（以下「被害者」という。
なんだよ、もうサツ居るじゃねーか。
通報するなって言ったろうが。
等と申し立て、被害者を蹴り飛ばした上、倒れた被
害者に向けて拳銃様のものを１発発射したものであ
る。
被害者の左脚から出血している事が認められたこ
とから、本件を
強盗致傷被疑事件
として認知したものである。
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