字余りのへの応援コメント
結句の死體解剖に、
意表を突かれました。
すごい飛躍ですね。
作者からの返信
こんにちは!
九頭龍一鬼です。
滝口アルファさん、星と応援およびコメント、まことにありがとうございます。
この一首には元ネタがあって(本歌取りというほどではありませんが)、いまは亡き中澤系氏の
生体解剖(ヴィヴィセクション)されるだれもが手の中に小さなメスをもつ雑踏で
でございます。
愚生自身、一時期、中澤系氏に没頭し、中澤系ふうの作品を量産していたことがございまして、そのときの名残といえる一首です。
といえども、中澤系氏の歌集は、電子書籍ではあまりに読みにくく、完読したことのないことを、ここで告白させていただきます。
『狂ひたるへの応援コメント
上の句はシェイクスピアの戯曲の台詞ですか。
この1首自体が狂気的で良いですね。
私もゾンビにでもなって、
シェイクスピアの脳を喰ったら、
もう少し面白い作品が作れるかも。
作者からの返信
こんにちは!
九頭龍一鬼です。
滝口アルファさん、星と応援およびコメント、まことにありがとうございます。
この短歌は、もともと、精神科病院のデイケアで、文學にくわしいメンバー様に、「そういえば、シェイクスピアの戯曲に『この狂った世界で気が狂ったのならばあなたは正気だ』という一節があるんですよ」と申し上げたところ、くだんのメンバー様が大笑いしたくださったのですが、のちに、愚生自身、この台詞の典拠をしらべたところ、新潮文庫版のシェイクスピアの諸作をひととおり調べても、見当たらなかった、という経験からきた一首です。
ですので、実際、この台詞がシェイクスピアのものかどうか、いまだにわかりません。
が、個人的にすきな台詞ですので、一応、シェイクスピアからの引用というかたちで、短歌にさせていただきました。
鬱病のへの応援コメント
「あしびきの 山どりの尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」。
百人一首の柿本人麻呂の本歌取りですね。
現代的な孤独が巧みに表現されています。
お見事!
作者からの返信
こんにちは!
九頭龍一鬼です。
滝口アルファさん、応援とコメント、まことにありがとうございます。
これは仰有るとおりで、柿本人麿詩聖の本歌取りです。
愚生は俳句や短歌をやっているのに、古文はまったくの苦手で、本作も、『ひとりかも』の『かも』の語義がよくわからず、係り結びのひとつかとも憶測しましたが、この用法で間違いはないようで安心しました。
では、今後ともよろしくおねがいいたします。