「読み方」に注意が要ります、よく練られた「統領」?「悪魔」?の生涯

現在、読み進めて第4次十字軍の遠征の編成の部分に入っています。

面白い、と言っていいのでしょうか、考えさせられます。


ジャンルとして、最初、正義の味方が現れて、パンパカパーンとかっこよく活躍する話だと思っていたのですが、違います、もっと複雑なものを作者は書いているようです。

書かれていることは史実だけではなく、史実、半分なのかな、ここも注意がいるのかもしれません。

人間の妄念というか、時代の雄大な流れの中の人間というものを、作者は書きたかったのかもしれません。

途中から登場人物たちが暴走を始めることもあり、えー?!、となる時もありますが、人間の洞察としては面白いのかもしれません。

そこは理解して、読み進めるといいのかもしれません。

ジャンルは、ノワールや、ピカレスクというものに近いのかもしれません。

だから正義の味方を考えて読まれた方は、途中でブラウザバックする方もおられるかもしれません。

しかし悪に肉薄し、人間を描こうとする作者の執念には唸らされるものがあります。

歴史知識も面白い。

悪を肯定されているのか、こういう書き方で、悪を剔出(筆誅)しようとされているのか、そこはわからなかったのですが、最後まで読んでみようと思います。

複雑なものがある小説なので、簡単に推薦はしません、これは読み方のガイドです。

参考になれば。

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