人物紹介

イザベラ・フォン・ヴァルデン(辺境伯)


今作の主人公。魔力がない代わりに身体能力が物凄く高い。しかし本人はこれを呪いと思っている。武器は基本的に全部使えるが武器が耐えきれずに壊れるので大剣グリムスしか使わない。自分を育ててくれた元傭兵の老人を尊敬しており、彼女の考えなどは全て彼から受け継がれている。


傭兵の頃は基本的に1人で行動しており、他人が死んでも気にしない性格であった。しかし次第に彼女を慕う傭兵が現れた事で仲間を思いやるようになり、傭兵団に所属している奴らを助けたりするようになった。


そして傭兵から成り上がり、気づけば貴族になった人物。しかし基本的に個人で動いているので今どこにいるのかなどはクローネやセバスにしか分からない。最近貴族の長者番付が行われたらしく、堂々の1位を獲得したとか。




クローネ


猫系の獣人族。イザベラには及ばないが運動神経が高く、彼女の側で働いている。戦火により故郷を焼かれ、ある街で死にそうになっていたところを彼女イザベラに保護された。その助けられた恩を返すという意味を込めて、メイドとなって彼女の手助けをしている。イザベラに頭を撫でられるのが好き。




セバスチャン


元王国暗殺部隊・隊長。ある事がきっかけでイザベラに引き抜かれた。執事として仕事をしているが、部隊に所属していた時に出来た裏の繋がりを使って様々な情報を集めイザベラを支えている。時々、彼が半日〜1日程帰ってこない時があるが潜入捜査をしているらしい。



フライム・アステール(国王)


フライム王国の王様。王都で反乱が起きた時にイザベラに依頼を出した人物。前国王…彼の父親は暴君であった。そのせいで国が荒れてしまったと考えており、民に寄り添う政策を実行している。また腐敗した貴族を一掃したり、意味のない税などを無くしたりして改革を施している。


しかしまだ彼女イザベラに頼らないといけない場面が多く、お金の出費が最近痛手となっている。


それでも彼女を味方に出来たというのはとても大きい。誰もが知っているあの傭兵が辺境伯となって守っているとなれば誰も攻めてこないからだ。その影響なのか、同盟を結ぼうとする国が増えてきたのでノイローゼ気味である。



ルーシェ・デ・モンフォール(王妃)


最近まで亡命していたが、やっと帰って来れたアステールの婚約者。そのため必然的に王妃となる。しかしこの事は一部の人にしか知られていない。今度、国の建国祭で発表するらしい。

長らくアステールと会えていなかったため、また離れることにはなりたくないと願っている。


ちなみにアステールよりも運動神経が良い。



ギャラン(傭兵)


イザベラの事を「姐さん」と呼ぶ傭兵。かなり強い…が頭を使うのが苦手で力でのゴリ押しが得意。それでもギャランを慕う者も多く、周りの傭兵は兄のような存在だという。


使う武器は特に決まっておらず、その時の気分で決めている。しかし素手で戦うとなっても強いので「何でも屋」という二つ名で有名らしい。




サキ(傭兵)


東の国でイザベラが拾った戦災孤児。切れ者で冷静に立ち回る事ができるため、『傭兵団の頭脳担当』などと揶揄される事がある。だが本人は満更でもないようで…


刀を使う彼女はイザベラから教えられた剣術を自分の剣術に独自進化させた結果…とても素早くしなやかな剣術に変貌を遂げた。


そのため「力」のギャラン。「技」のサキで派閥が出来ているらしい。しかしイザベラには勝てない。



フィル(王国第六騎士団長)


元貴族。当主争いで敗れ貴族名を剥奪された。そして何故か騎士団長という位置にいる人物。フィル自身も武功を挙げた人物がなるはずなのに団長になってしまったので理解が出来ないらしい。


しかしイザベラと傭兵団のお陰で能力を成長させる事ができた。そのため彼らにはとても感謝しており、もし国が潰れる時が来たら彼女の領地に行こうと考えている。



リアーナ(騎士)


イザベラと同じ能力を持っているが、彼女とは違い祝福と捉えている。武器はリアーナ専用の大剣。まだ100%の力を引き出せていないが、イザベラが直々に教えたので並の兵士では敵わないぐらいに成長している。彼女が騎士団長になるのはそう遠くない未来の話…









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