第9話
「ごめん、圭ちゃん!
「うぇ、そ、そうかぁ~」
まあ、
「でもでも、私達が恋人になってるのはバレてないはずだから」
「あ~、うん。……
あれから中間試験前に、
「一応は。ただ、真礼が若干、
「ああ、まあ、そうなるだろうな。でも何処からバレたんだ?ママ友ラインとかか?それとも、保護者会経由とか?」
「それが、この間、家族で外食行ったじゃん?」
「ああ、親と待ち合わせて行った、お高めのレストランの?」
「そう。それで、
「嘘だろ?どんな偶然だよ。…でも、店入る時、店内チラ見したけど、真礼なんか見なかったぞ?だいたい気付いてたんなら、
「あ~、そうか、圭ちゃんは知らないんだっけ。真礼は、親の前とその関係者の前では、
「は?どういう事?」
「真礼は、永嶋製薬のご令嬢なのです」
「……は?いや、ただのギャルだろ?」
「はい。ですが、あれは真礼の仮の姿、真の姿は…ん?いや、
「いや、僕に聞くなよ、知らんがな。いったい
「ええと、真礼は、永嶋家のご令嬢なんだけど、親の前だと、めっちゃご令嬢で、それで学校ではそのストレスを払拭する為に、ギャルやってんの」
「意味がわからん。なにそれ?それって学校側から真礼の親にその情報流れたりせんの?」
「んー、何か、あんまり関心示されないらしいよ?素行と成績さえ問題なければ、干渉されない
「…ギャルは素行に問題ないのか?まあ、それで?親にあまり干渉も、関心も
「うん。まあ、ぶっちゃけるとそうとしか言いようがないんだけどね。あ、
「……なんだろう、物凄く
「え?あ〜、何か、相手方とお見合ぃ~…ハッ!そう言えば、これ
「いや、いいのかよ!?どう考えても将来、
「でも、圭ちゃんの友達でもあるでしょ?」
「まあ、そうな」
「なら、なんとでもなるでしょ?」
「え?僕が、この件に首突っ込むの?」
「え?圭ちゃんなら、友達の事を
「マジですか。美弥の僕への
「私の圭ちゃんへの愛と一緒だね☆」
「これが、プレッシャーというものか!?」
「話、進まないぃ〜」
「いや、話
「何が?」
「このピンチをチャンスに
「ほ、ほほう?なるほど?」
無理に分かってる風な態度をとる美弥は、今日も可愛かった
…いや、
「真礼達には、僕達は家族になったから、恋人同士になる関係を
「ああっ!なるほどっ!流石は、クラスの
「だからっ!フィクサー言うなって、このネタいつまで使う気だよ。あと、圭吾様とか言うなし、襲っちゃうぞ?」
「ええ?圭ちゃんってば、圭吾様ぁ~。とか言われて詰め寄られたいタイプなの~?」
「
「もう、圭ちゃんのエッチ」
マジで、ほんのり染めた
本気で
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