波が打つかのように、不思議なことは押し寄せてくる

ミステリーっぽい静かな導入と、その後も淡々とお話は続くのに。

会話の内容などは正しくホラーな感じで先が気になって。

少し長めの短編ですが一気に読めちゃうというか読みたくなってしまう内容でした。

場所や登場人物があまり変わらない中で会話によって徐々に明らかになっていく謎は、そのうちに物語の核心へと迫り―

暑くなってくるこの時期、背筋を冷やしてみるのもいいかもしれません。