第35話 キャラ維持を壊したらダメだったんですか?

朝ごはんは 味噌汁、白ご飯、ウインナー、そして鮭。うん?鮭?


「鮭なんてありましたか?」


「買ってきてたんだよ?昨日。」


「もう朝までいるのは確定だったんすね…」


「まぁ、窓から来たら流石に逃げれないかな?って」


「犯罪者の言葉っすよ?」


と言いながらご飯を食べる。相変わらず旨い。マジ旨い。美味しい?って聞かれる前に話を違うようにしよう。


「ゲーム会社に行くって言ってもどうやっていくんすか?クールキャラで売ってるんでしょ?なのに俺に対しての感じでしたら壊れません?色々と。」


「私はそんな会社でとろとろにならないよ?」


「だからどうやって連れてい」


「親戚の子供ってことにする。でゲーム会社に興味があるから連れてきたってことにする。ね?いい案でしょ?」


「いい案って………てかここで着替えるのやめません?」


「やめません。」


「ふざけんなよ。」


「じゃあ見なきゃいいじゃん。」


「じゃあ目をつぶる………って何無理矢理開けてんだ!」


「だって今更下着見たって裸見てるし触ってるんだから見たところで何とも思わないでしょ?あ、ムラムラするか!ムラムラするよね!ムラムラしちゃうよね!ムラムラしかしないよね!ムラムラしかないよね!ムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラ………」


「うるさい!」


「けど朝からたつでしょ?」


「仕事場で下ネタ絶対いいますよね?この感じなら。」


「大丈夫。大丈夫。私は6年間クールキャラでしてるんだから。小学生と同じ年数だよ?普通なら1日すらもクールキャラ壊れる訳ないじゃん!」


「小学生に例える必要ないでしょ?」


「例えたほうが分かりやすいじゃん。私は小学生と同じレベルでキャラ維持してるんだよ?凄いでしょ?」


「凄いんですか?それ?」

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