コンクール前夜、翔太は緊張から早く眠れず、不

安を抱える。美咲は翔太の心の不安を気にし

て、励まそうとするも、なかなか言葉が見つか

らない。翔太も美咲を想いながら、彼女に心の

内を打ち明けられずにいる。お互いの想いが噛

み合わず、距離ができ始める。結局、言葉を交わ

すことなく迎えたコンクール当日。美咲は翔太

の出番を見守り、彼がどれだけ頑張ってきたの

かを理解していた。それでも、翔太は緊張とプ

レッシャーに押しつぶされそうになり、演奏の

最中に彼女の存在すらも忘れてしまう。演奏が

終わった後、翔太は美咲の目を避けるように舞

台を降りる。美咲の心には切なさが残るが、彼

の夢を信じている気持ちが強さとなる。

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