第16話

「お願い。もう来て。」


膝を抱えて、腰を前に出す。


位置が悪い。


中腰になっても、角度が悪い。


竿を水平にしようとするが、痛くてすぐ上を向いてしまう。


あたふたしてたら、お姉さんが誘導してくれた。


亀頭が入ったぐらいで「大きい!裂けちゃう!」


構わず挿入を続けた。


待てと言われても待てない事情がある。


こんなところで止めたら終わってしまうかもしれない。


そんなことを考えていたら、最奥の壁に当った。


挿入部分を見たら、根元まで入っていた。


「奥まで届いてるぅ~。そこで動いて。」


「こお?」


小刻みに前後させ、突く時に奥の壁に当てる。


「あ、あ、そこ、そこー!」


急に竿が締め付けられ痛い。


今度は、大きくスライドさせる。


奥まで突いて、入口まで引く。


「ああ~んっ、あ、あ、あ~ん!頭がバカになっちゃう!」


俺も、もう余裕がなくなった。


早いピストン運動に切り替えて、最奥をノック、ノック・ノック。


「ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!」


最奥の壁に押し当てて限界突破。


(これがセックスなんだ!)


こんな気持ちいいとは....


もう一人でなんて出来ないよ。


「卒業おめでとう!」


「ありがとうございます。」


俺の携帯を弄って、連絡先を勝手に交換して戻してくれた。


携帯画面には「八木 薫さん。」


「中で出しちゃったんだから、子どもができたら責任とってね。」


今までの余韻が一気に冷めた。


慌てて引抜いたが、すでに遅し。


おまんこから溢れ出す白濁液を見て固まってしまった。


「出しちゃったものはしかたないじゃない。」


そう言われて、お掃除フェラされた。


現金な息子で、お掃除フェラで、また元気に膨張していく。


だが、それ以上の事をしようとは思わなかった。


中だししたことを後悔していたから。


お姉さんは、笑っていたので怒ってはないみたいだったが


童貞卒業したばかりの静成には酷だった。


身なりを整えて階段を下りて、社員用出口から出た。


デパートを出たので、ステータスの確認。


--------------------


音無静成:ランク D


レベル:5


スキル:忍び足・技Lv1(New)・ハンドLv1(New)・舌Lv1(New)


ポイント:1203


--------------------


レベルが上がっているし、スキルも増えている。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る