第10話
「いいえ、こちらこそ、突然でしたのでビックリして、ガン見してしまいました。すみませんでした。」
「何にビックリしたの?」
「なま乳と自然に溢れてる母乳です。」
「気付かないうちに出ているのよね。だから、吸収パッドを当ててるのよ。」
「高校生の俺には理解できない世界ですよ。」
「見たことないの?」
「そんなの、あるほうがおかしいでしょう(笑)」
「そうよね。自分の生活が標準になっているから。ごめんね。」
「でも、満足して赤ちゃん寝てますよ。」
「えー!これから二人でプリクラ撮ろうと思ったのに。。。」
「6階でいいですか?」
「ええ、この階でいいです。ありがとね。」
「どういたしまして。」
「寝ているからこのままプリクラ撮ろうかな。」
プリクラに親子で入っていった。
まだ、女子は音ゲーに夢中。
今は、チノパン穿いている女子がしていたので、パンツは見えない。
「すみません!」
振り返ると、さっきの母親が俺を呼んでいた。
「どうかしましたか?」
「カメラの位置があっていないの!助けてくれる?」
「いいですよ。」
ベビーカーの横にしゃがんでいるのでカメラの設定が出来ていないんだ。
カメラを下に向けて、二人がアップになるように設定した。
後は、俺が写らないように避けるだけだ。
横に移動して画面を見ると、俺は写っていないことを確認して、親子を見た。
母親は、しゃがんでいるので、胸元が丸見えだ。
黒のブラがよく見える。
ガン見し過ぎて、股間がテントを張っていた。
そのテントが気になるのか、チラチラ見ている。
プリクラを撮り終わり、プリント待ちの間に
「ねえ、どうして大きくなっちゃったの?」
股間を見て言っている。
「奥さんの黒いブラの中に、あのオッパイが隠れているんだと思ったら、こんなんになっちゃいました。」
「ウフフッ。まあ、1回見られてるし、いいわ!教えてあげる。」
ブラの内側から、吸収パッドを撮り出した。
「これが吸収パッドよ。乳が溢れるのを防いでくれる優れものよ。」
俺に渡してくるので、触ってみた。
ちょっと湿っているなぁ。
匂いは、赤ちゃんの匂いがする。
「匂いは嗅がなくていいの!」
ごめんなさいポーズにて、両手に持って返却する。
受け取った奥さんは、少し考えてから「まぁ、いいか!」
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