第9話 角越デパートでデーィープなラッキースケベ

次は保健の先生。


「風間成美」


゛半径6km以内。5000P


(出ました。5,000ポイント。)


100日かかるんだ。


次は「鈴音」


裏の家の奥さん。


半径20m以内。500P


なるほど!


ポイントを稼がないといけないなぁ!


家に居てもポイントは貯まらない。


今日の部活サボって、角越デパートに行こう!


(そうと決まれば、シャワー浴びて、身支度を整えて。)


現在9:40


電車に乗って4駅。


角越デパートに着いた。


もう開店している。


1階の化粧品売場の凄い匂いを嗅ぎながら、2階トイレの個室に入る。


スタートボタンを押す。


″今の気分は?″


欲求不満


゛どのように変えますか?″


角越デパートで、ディープなラッキースケベ


真っ白な画面になった。


アプリを一旦切って、再起動させる。


゛使用中につき起動できません。″


よし、準備出来た!


携帯をポケットにしまい、トイレから出る。


この階は女性物売場だな。


3階に上がる。スポーツ店売場。


4階に上がる。男性物売場。


5階に上がる。贈答品やら、寝具に家電。


6階に上がる。ゲーセン、玩具売場。


屋上はイベントの準備をしている。


エスカレーターで上まで上がったが、ラッキースケベには出会えなかった。


自販機で炭酸飲料を買い、休憩場所があるテーブルに座って飲んでいた。


後ろの方から赤ちゃんの泣き声がするので、振り返ると


お母さんが、オッパイを出して、赤ちゃんに授乳する前だった。


露出させた片乳から、自然と湧き出る母乳をガン見していた。


赤ちゃんが咥えると泣き止んだので、俺も炭酸飲料を飲み干した。


生乳、母乳まで見れた!ラッキー!だけど、物足りないなぁ~。


エスカレーターで6階に下りる。


ゲームセンターで、音ゲーをしている。女子高校生を発見。


ミニスカートなのでパンツ丸見え状態。


暫く見ていたが、睨み付けられたので退散。


ピンクのパンツだった。


5階に下りようとエスカレーターに行ったら、さっきの母親が困っているのが上に見えた。


「少し待っててください。手伝いますから。」


反対のエスカレーターで屋上まであがり、ベビーカーでエスカレーターを下りるのを手伝った。


「さきほどは、変なものをお見せしまして、ごめんなさいね。」

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