第8話 夏テスト1

次の週になり、再び学校生活が始まった。いつも通りホームルームが終わり、髙宮と雑談している。

「テストいけそうか?」

「うん、余裕」と髙宮が自信満々に言う。「まあ、お互いに頑張ろうぜ」と、俺は言った。すると、「テスト勝つからね」

と、穂高が来た。「お、おう」と俺は言った。すると髙宮が「じゃあ、俺帰るー」と言って教室を出て行った。俺もそろそろ行くか……。「じゃあな、穂高」

「うん」と穂高は言い、教室を出た。そして俺は職員室へ向かった。テスト前なので、部活はない。だから、先生たちも早く帰るのだ。俺は家に帰り、勉強を始めた。

数日後のテスト当日。俺はいつも通り登校し、学校に着くと教室へ向かった。教室には、すでに穂高がいた。「おはよう」と俺が言うと「おはよう」と穂高が返した。そしてホームルームが始まり、テストが始まる。テスト中、俺はずっと穂高を見ていた。あ……ここ間違ってる……俺もだ……。

昼休みになったので、俺はトイレに行った。すると、そこに穂高がいた。「あ……」

「どうしたの?」と穂高が言った。「い、いや……何でもない」と俺は言った。すると穂高は「前のこと気にしてるの?」と言った。俺はこくりと頷いた。「安心してよ。あれは事故だから」

「そ、そうか……」

「うん、そうだよ」と穂高が言った。そして俺たちは教室に戻った。

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