似たようなことが

　あれからこの人は2時間くらいうちに居座った。というよりは、ゴネ続けていた。きっと引けないのだろう。必死になっているのがよくわかる。



　結局諦めたのか力無く帰っていった。連絡先交換はさせられた。多分私からは連絡しないかな。忙しいし。


　今は遥達の為に力を振るう。それが私の使命だから。誰から何を頼まれようと今は応えることはできない。


　それにしても短期間に2人も久しぶりに会う人物が現れるなんてどうなっているのだろう。

　※ ※ ※

「……ギャラが低いから、というわけではなさそうね。昔より頑固になって……聡明なあの子はいつ失われたのだろうか」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る