第83話
「行くわよ。」
ミリシャが、大きなドアに手を掛けて扉を開く。
体高:5メートルは在る。黒い鎧をまとった騎士が、俺たちを見る。
「うぉぉぉ!!!」
声を上げながら、独楽が騎士に向かって突進する。
突進する独楽に、
レイドボスが独楽に向かい、手にした片手剣で独楽をの薙ぎ払った。
独楽はレイドボスの攻撃を躱して、懐に潜り込むと。自分の剣でレイドボスを攻撃する。
俺は既に
争わている。
僅かに減るレイドボスのHPバー。
「
「
AT3人の内。2人は魔法で攻撃を開始する。
★
*聖なる光で周囲を照らして、不浄の者にダメージを与える。
残りの1人は、レイドの後ろに回り込みメイスで攻撃している。
レイドの攻撃を盾で受け止めているにも関わらず。
「
ミリシャの声で、
「
ミリシャが、ウェポンスキルの
★
*自分が指定したモンスターの敵対値を上げて、ターゲットを自分に向けるスキル。
「
続けて、
★
*
ミリシャは自分からは攻撃せず。
ひたすら防御に専念し。
が、それにも関わらず。ミリシャのHPもガリガリと削られていく。
「
そう言って、回復を済ました
「
が、レイドのターゲットロックはミリシャから外れずに。
ミリシャを回復していた、ヒーラーのサヴィネに飛んだ。
「
独楽がヘイトを使うが。レイドのタゲはサヴィネから外れずに。
サヴィネに向かって歩を進めた時。
俺は急いで、
俺の
★
パーティー&フォース、連合&同盟以外のプレイヤーに
それを確認する前には、俺は既に
無事に討伐して、PTLが解体作業でドロップ品をした時だった。
【ミリシャが、アダマンタイト×32を入手しました】
【ミリシャが、ミスリルの鎧×2を入手しました】
【ミリシャが、ミスリルソードを入手しました】
と、メッセージが流れて、パーティーメンバーは大喜び。
アダマンタイトも、ミスリルも。今は余り出回っていないので、高値で売れるのは間違いない。
と、その時。運営サイトからメールが届いた。
俺が微妙な顔をしていると。PTLのミリシャが話しかけてきた。
「イクルさん。どうかした?」
「あ、いや。 運営からメールが届いた。そっちは?」
「来てないよ。」
「「俺も。」」
他のメンバーも声を揃えていう。
「とにかく、見てみるから。 先に帰還しといてくれ。」
「ん、わかった。 売れたら連絡するから。 フレンドしとく?」
「頼む。」
ミリシャとフレンド登録して、PTメンバーは町に帰還して行く。
モンスターがPOPしない所まで移動して。
俺は、ステータスウィンドウを開いて・・・・・固まっていた。
なぜかと言うと、ミリシャが拾った筈の【ミスリルソード】と【ミスリルの鎧】が、俺
のストレージに入っていたからだ。
やはり、俺が拾ったというログは出ていない。
バグ?
と、思いつつ。運営からのメールを見てみる。
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