第29話 質問攻め

私も予想していていたけれどこのあとはクラスのみんなから質問攻めされた(疲れた…)

例えば、どうして転校してきたの?とか、アイドルってやっぱり大変なの?とか、ほんとに一個一個答えてくだけで疲れてくる

1限目は、国語科の古文だった


教科書はまだ届いてないから、隣の人に見せてもらうとして…授業についていけるかな

「あの…私、早見凛って言います、早見さんって呼んでくれると嬉しいな?」

隣の席の人は男子だっだので、上目遣いで言ったら効くかな?って思ってやってみたら案外使えそうだった

「俺はつむぎ颯人はやと、適当に紬って呼んでよって…もしかして一回どこかで会ったよね?」

「いや反則級に可愛すぎる(小声)」

「何か言った?」

何か小声で言ってた気がするんだけど

「何かわからない事あった?」

「ううん、なんでもない、ごめんね」

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