39話 タクシー

私はタクシー運転手。

いつも通りタクシーを走らせていると、向こうで焦りながら走っている女性を見かけた。

もしかして急いでる?


その女性は、私のタクシーを見つけると手を挙げた。

やはり急いでたか。


「病院までお願いします」

「はい、わかりました」


彼女は余程疲れていたのか、乗るとすぐに眠ってしまった。

20分後、彼女の目的地である病院に着いたので

起こした。


「着きましたよ、起きてください」

「あっ、はい。ありがとうございました」

「またのご利用お待ちしております」


彼女はタクシーから降りて病院へ向かおうとした時、何かを思い出したかのように私の顔を見て青ざめていた。




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