異世界にて、1人の人物をさまざまな角度から描いた力作。チートとかハーレムとか、途中からどうでもよくなる。ともかく、緻密に組み立てられたプロットが素晴らしい。語られる人物が時計を愛する設定とも重ねているかのような精密さ。個人的には、昭和時代の新潮文庫のドストエフスキーやチェーホフ? の訳をが想起される文体にも感じ、慣れていない人には多少、重いかな? とは思える。しかし、これを無料で読めたことに、まずは感謝します。
とにかく内容が読みやすく、話も分かりやすい、そして泣けた。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(133文字)
王とは、いったい何なのか本当にさまざまなことを考えさせられ、また感動させられる、素晴らしい作品だと感じました。
実に読みやすく、そして面白い暗君を自称する純真な少年のような主人公の心理描写とともに、困窮する王政末期の華やかならざる国政を丁寧に噛み砕かれた描写で語る良作人は自由の刑に処されている、とはサル…続きを読む
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