怖きもの、汝の名は▓▓▓なり

寝ている時に、傍にいて欲しくない存在。
誰しも、いくつがあると思います。

犯罪者。正気でない者。害獣。心霊。自動掃除ロボ等など。
そんな致命的なもの以外もありますよね。
死ぬほどの害はないかもしれません。
だけど、心が絶叫してしまう。
そんな類の共通項は不快な虫、爬虫類、両生類などではないかと思います。

なかでも多くの方の脳裏に浮かぶのは────あの黒かったり茶色かったりする油膜のテカる平たいカサカサ動くアレ。
そう、アレだと思います。

そんな存在を夜中に自分の近くに見た秋嶋さんの行状記。
それが本作です。
気の毒です。
しかし。少し面白そうでもあります。

〝人の不幸は蜜の味〟ともいいます。
ええ。わかります。
見てみたい。そういう向きもあるでしょう。
そう思う方は、どうぞご覧ください。
ご期待に沿うこと、間違いなしですよ。